冷え性
冷え性とは
「冷え性」は医学的に表現すれば「抹消血管の血行障害」といいます。簡単に言えば「血行不良」で、手や足などの体の末端の部分で血行が
悪くなっているということです。
体内で起こるメカニズムから説明すれば、毛細血管の入口にある細動脈の
平滑筋が収縮して毛細血管へ血液が送られなくなることにより毛細血管の
周りの細胞温度が下がってくる状態です。
なぜ女性に冷え性は多いのか?
女性に多い症状として真っ先に思いあたるのが「冷え性」ではないでしょうか。
事実、男性よりも女性の方が「冷え性」に悩む人が多く、女性の2人に1人は
冷え性だといわれています。
「冷え性」の主な原因は末梢の血管まで血液が行き届かないことにあります。
では、 女性に多いというのはどういう理由からでしょう?理由には以下のような
ものがあります。
1.体温調節をつかさどる自律神経は女性ホルモンの変動にも左右されるため、 妊娠や閉経を
きっかけに冷え性になる人が多い。
2.生理のある女性は貧血になりやすく、血行障害が起きやすい。
3.足に合わない靴や、きつい下着を着けることによる体の締め付けで血流が悪くなる。
4.熱を発生させると同時に、血流を促す血管の収縮に必要な筋肉量が女性は少ない。
この他、無理なダイエットが原因で冷え症になる場合もあります。
このように女性は体質的に「冷え性」になりやすくできているといえます。
冷え性の原因
冷え性の原因には、上記のような女性に特有の原因のほかに、
もう一つ特に重要な原因として
「塩分の取り過ぎ」があります。塩分が身体の中に取り込まれると、「血液中の塩分濃度を一定にしよう」という働きにより、細胞の水分が血液の中に入ってきます。増えすぎた血液は、肝臓の処理能力を超えてしまい血液の流れを悪くし「冷え性」へと繋がっていくのです。
一般的に、人の身体は寒さを感じると熱の発散を防ぐため血管を縮めて血行が悪くなります。
そうなると手足などの抹消まで血液が行き渡らなくなり、ますます冷えてしまいます。
そして血行が悪くなることによって新陳代謝も低下し、水分を排出する力も弱まってきます。
そうすると体に余分な水分がたまり、その水分がさらに体を冷やして血行を悪くさせますます
新陳代謝を悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。
つまり、冷え性は「血行の悪さ」と
「余分な体内水分」が互いに影響しあって悪化する関係にあるのです。
冷え性の種類
冷え性には2つの種類があります。
@「手足が冷えて、いつも冷たい」という状態の冷え性です。
A「足がほてっている」という状態です。不思議なようですがこれも冷え性です。
「足がほてる」という状態は、体の循環が悪いため熱が部分的にこもってしまうことから
起こります。
冷え性の解消
冷え性を防ぐためには食事の改善も必要となります。また、それと同時に適度な運動をすれば
さらに効果は上がります。
運動不足の方は、この2つのポンプの力が弱くなって血行が悪くなってしまいます。
また、冷えた体は、直接的な筋肉の働きによっても温められます。寒いと体がブルブルと
震えますよね。
これは、筋肉が体を温めるために自然に動いているためです。
全身の筋肉の7割が足の筋肉とされていますが、運動不足で筋肉量が少ない状態では、
いくら厚着をしていても体はなかなか温まりません。
運動によって血液循環を促し、温まりやすい体を作ることが、冷え性改善になるのです。
運動といっても激しい運動でなくても十分に効果があります。
毎日の生活の中で歩く距離を少し増やしたり、仕事や家事の合間に簡単なストレッチを
してみましょう。
また、就寝前にストレッチをすると血行が良くなって体温が上がり、質のよい睡眠をとることができます。
また、血液を循環させる力が弱くなっていると考えられます。運動には、血液を送り出すポンプを強くして血液の循環を良くする効果があるのです。血液を送り出すポンプとは、心臓と足の筋肉の
ことです。
心臓から血液が送られると、足の筋肉が収縮して上半身に血液を送り返すのです。
血液循環が悪いというのは、体の歪み・姿勢の悪さからなります。
身体に歪みがあると、血管が筋肉で圧迫されたりします。そうすると足先や手先の毛細血管という
細い血管まで十分な血液を送ることが出来にくくなります。
冷え性を根本から改善しようとするにはまず、身体の歪みを整えなければならないのです。
たかが冷え性と思っていると血液の循環が悪くなっているから腰痛・肩こりにもなります。
冷え性がきついかなと思ったら、身体の歪みを整えるためにも
矯正をお勧めします。
まずは歪みの矯正からです。


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